「国盗り物語」年末年始・歴史ドラマ私的感想その1 | 歴史サーチNEWS

歴史サーチNEWS

歴史総合エンジン「歴史サーチ」(http://www.rekishi.jp)の更新記録や、古今東西の歴史の話題についてエッセイを書きます。

司馬遼太郎の同名の小説が原作。前半は「蝮」の斉藤道三が
一介の油売りから美濃一国の支配者になるまでのサクセス
ストーリー、後半は信長の天下統一への野望と明智光秀の
苦悩・・・という超メジャーな戦国小説です。

といいつつ、私は道三から信長にうつるあたりで原作を読むのを挫折したので
(理由:面白くなくなったから(爆))
えらそうなことがいえないのですが、ちょっと感想を。

やっぱり斉藤道三のドラマの部分のほうが自由奔放な司馬イズムが発揮されていて面白かったっす。
北大路欣也さんはちょっと道三のイメージとは違う気もするのですが、それもよし。

信長の伊藤英明さんは、おもってたよりは良かった。ほっとしました(笑)
(信長は容姿端麗で豪快な演技をするだけでよいから簡単なのか?)

今回、最大のみどころである(私だけか?)渡部篤郎さんの明智光秀は、人間描写がすごくよかったけど、従来のイメージをくつがえす斬新なものがなくちょっと残念。
原作を踏襲する以上、司馬遼太郎の作った戦国観、光秀像をうちやぶるのは
難しいのだと思いますが・・・。

最後に・・・「新選組!」で新見錦をやった相島一之さんの足利義昭は私の
イメージにぴったりで好演でした!
-------------

歴史超ランキングに投票よろしく!
-------------
人気blogランキングにもクリックおねがいしま~す♪
-------------


著者: 司馬 遼太郎
タイトル: 国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉