歴史サーチNEWS

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歴史総合エンジン「歴史サーチ」(http://www.rekishi.jp)の更新記録や、古今東西の歴史の話題についてエッセイを書きます。

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根津けろすけです。ここ数ヶ月歴史サーチの管理が滞っていてごめんなさい。
9月から上海留学の準備もあり、他サイトも運営しており
歴史サーチまでなかなか手が回らないのが実情です。
そこで、歴史サーチの運営・具体的には新規サイトの登録や掲示板の管理
などを手伝ってくださる方を切実に募集しております。

まずは3月~6月まで消去されたデータの復旧を頼みたいと思います。
カット&ペーストとインターネット、メモ帳が使えれば出来る簡単な作業
です。単純作業ですが、たくさんの歴史サイトを見れて面白いです。
100サイト強ありますが、報酬として3000円を差し上げます。
ご協力してくださる方は
his☆rekishi.jp
の☆を@に変えてご自身の簡単な自己紹介などを添えて
メールをください。

また、新規サイトの募集も同時に再開していきます。
今までメールをしてくださった方には、個別に連絡いたしますが
これから新規に歴史サーチに登録されたい方は
↑のアドレスにご自身のサイトとURL、簡単な紹介を書いてメールをください。

最近悪質な迷惑メールでメールボックスがパンク状態で混乱しており
事態の収拾にも試行錯誤しております。
みなさんにお手数をおかけしてしまい、ご不便をおかけしてしまうことを
ほんとうにお詫びします。

世論調査と政治や現実の方向が違うことがよくある今日この頃。
靖国参拝もそうだが、
女性の天皇も、世論は肯定的だが現実化の具体的な動きは無い。
なぜ女帝がだめなのか?
皇室典範という法律に「男性しか天皇になれない」と定められてあるからだ。
これは明治期につくられたもので、戦後版は改められた部分もあるが
踏襲されている事項も多い。
ここで、憲法の「法の下の平等」に反するのではないかという意見が
でてくるのだが、皇室自体が超法規的な存在なために
憲法学者でも解釈をめぐって議論が分かれるらしい。

歴史的な観点から見ると
過去に女帝は8人いた。時期天皇が幼少のため、その中継ぎ的に
即位した例も多いけど、持統天皇や孝謙(称徳)天皇なんかは
けっこう女傑。

だから、女性の皇族が即位することに「前例が無い!」なんて
意見は通らないんだけど、その女帝が誰と結婚するかがまた問題だそうで。
皇室典範では「民間人と結婚した女性皇族は、皇族からはなれなければならない」
そう、紀宮さまみたいに。
じゃあその民間人も皇族にしちゃえばいいとも思うのだが
そうすると皇族が増え、財政支出も増えるのでダメなのだという。

う~ん。
以上が私の浅い知識なんだけど、個人的な意見としては
皇室は時代とともに変わるべきだと思う。それに実際変わってきた。
民間人が皇后に迎えられるようにもなった。これは画期的な変化だ。
時代の趨勢に皇室典範はあきらかにとりのこされ、錯誤的なものになっている。

郵政民営化もいいと思うんだけど(私は反対なんだけどその話は次の機会に)
愛子さまのためにも、雅子さまのためにも、そして国民の総意としても
女帝を認める方向で皇室典範改正に動いてほしいなあ、小泉さん。
雅子さまに「男の子を生まなきゃだめだ!」なんていうのは明らかに時代錯誤
だし、人権侵害でしょ。皇族でも。
まさに今だよ、動くときは。

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著者: 浅田 次郎
タイトル: 珍妃の井戸

前作「蒼穹の昴」 は激動の中国・清末を描く大河であり

ミステリーであり、ヒューマンドラマだった。

日本の中国歴史小説はともすれば読者ウケの良い

決まった時代に偏りがちであったが「蒼穹の昴」は清末という

ほとんど未踏の地を開拓することに成功した。


本作品はその続編、あるいは後日談である。

「蒼穹の昴」の知識がなくてももちろん読めるが、事前に読めば

4倍楽しめることを保証する。


義和団の乱の混迷の中、何者かに殺され井戸に沈められた

清国皇帝光緒帝の最愛の妃、絶世の美女、珍妃。

その謎をめぐり、英・独・露・日の各大使が当事者の

証言を訪ね歩き、至った真実とは・・・


推理・ミステリー仕立てにはなっているが、やはり一流の歴史小説。

西欧や日本に蹂躙された中華帝国の残滓が焼きつく。

珍妃暗殺の真実を知った者が手にするのは、犯人をつきとめた

達成感ではなく、喪失感。どうしようもなく狂った歴史の中で

正義はどこにあるのかという憤りだろうか。


もちろんこの話は作者の推論。だが本場中国でも彼女の死を

めぐっては諸説あるという(中国の友人談)


ともあれ、型にはまったミステリーに飽きた人、同じことを繰り返す歴史小説に

うんざりした人にはおススメの書である。

いよいよ平家との対決がはじまろうとしており、注目度UPの大河ドラマ「義経」

歴史サーチではメルマガ「新歴史FANマガジン」と連動して

現在までのみなさんの感想アンケートをとっております。

クリックするだけでOK!ご意見があるかたはコメントボードにどうぞ!

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☆現在までの、大河ドラマ「義経」の感想は?
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とてもおもしろい
おもしろい
ふつう
つまらない
とてもつまらない
その他
結果を見る /コメントボード
締切:2005年05月14日18時00分/協力:クリックアンケート

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ちなみに私は「なんとなく毎回見ている」という状態です。

一押しの平重盛こと小松殿が亡くなってしまったのがイタいですね・・・。

現在は佐藤兄弟に注目しております。

タッキーは演技うまいと思いますが、ジャニーズなど関係なしに

2年連続で、内容は全然違っても

「主人公は超いい人」

というドラマを見るのはちょっと疲れるかな。

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5月4日は中国の愛国運動として意義深い。
1919年、第1次大戦の戦勝国中心の講和会議がパリで開かれ
大戦中に日本が要求した山東省や満州における権益
(不法占拠みたいなもの)の破棄や、民族自決の訴えがしりぞけられ
学生や知識人が反発してデモを起した。
この運動が、共産主義と孫文を中心とした国民党の動きに
つながっていく。歴史の一大転換点であった。

ちなみに私の好きな中国俳優陳道明がパリ講和会議での
中国大使役をやった作品「我的1919」


字幕(中国語字幕も)がないので
果たして鑑賞できるときが来るのだろうか・・・

閑話休題
このため、4日はこれを「記念」に反日運動が起こらないかヒヤヒヤものだったが
なんとか中国政府がおさえつけたのか、ほぼ平穏に終わった。
共産党の支配力が証明されたかのようにも見えるが
「なら今までのデモはなんで抑えられなかったの?」というつっこみも出来る。
実際のところ、反日ウェブサイト閉鎖や、デモの集合場所の警備から
携帯電話の番号を管理している当局が、市民にいっせいに
「デモはするな」とメールしたり、デモに参加した大学関係者は罷免・除籍する
といったものまで、懸命(涙ぐましい?)措置がとられたようだ。
さらに学生には「愛国精神を勉強に向けろ!」と言ったとか。

今回のデモは抑えたものの、まだ中国には抗日愛国記念日がたくさんある。
反日デモをこれからも力で抑えると
おいつめられた市民が政権へと矛先をかえるかもしれないし
中国政府の歴史認識の建前上
反日を否定することは国家の正統性を否定することにもなりかねない。

平和的な体制移行を望む私としては、中国政府の善処、綱渡り的かけひき
を期待するしかないけど。

それにしても、現在上海では1人でタクシーにも乗れない雰囲気らしい。
中国の都市でタクシーは必需品、これから留学する者にはイタイ。
一流写真週刊誌(サンデージャポン風に)週刊ポストの記事によると
日本人女性をさらったタクシーもあるとかないとか。
困った困った。
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話題はそれるが、台湾の連戦の訪中で、中国政府が台中友好のしるしに
パンダを贈ると表明したのに対し、陳総統は
「ワシントン条約に抵触するから」といって難色を示しているらしい。
ケチのつけかたがほほえましい。

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今日歴史サーチの更新のため、いろんな歴史サイトを見てて
いちじるしくツボにはまった
Shootingstar さんの
大河ドラマ「義経」に関する言いえて妙の名言・・・

「平家物語」の平重盛はキルヒアイスだが
大河「義経」の平重盛はオーベルシュタインである


この意味がわからない人
→極めて正常です。日常生活になんの支障もありません。

半分わかるひと
→オタクの道に近づいていると思います。

よくわかってしまった(笑)人
ジークカイザー!!!


要するに、平家物語の重盛は亡くなったのを悔やまれる
無二の存在だったわけですが
大河ドラマの重盛は、清盛のためなら悪事に手を染めることも
いとわないマキアベリストであることを自らに課していた
ということです。多分。


最近読んでないな・・・田中●樹(なぜ伏字?)

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だいぶ前に読んだ本なのですが、面白くかつ的を射た内容なので
紹介します。

著者: 高島 俊男
タイトル: 中国の大盗賊・完全版

ギター侍風紹介

「おれはちゅちゅちゅ、中国、中華人民共和国
 4000年の歴史の国
 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶって、言うじゃない~・・・
 <b>でも、どうみても同じこと繰り返しているだけですから!残念!</b>
 毛沢東は世紀の大盗賊、斬り!」


*注1 私の中国史観とは多少違います。
*注2 「愚者は~」は、ビスマルクの言葉で、中国のことわざではなかったりして(汗)


中国は偉大な「盗賊」(≒ごろつき)の国である!というのを
朱元章やら李自成、はては毛沢東まで登場させちゃって痛快に語ってます。
日本の歴史家にありがちな、中国の歴史の美化でもなく、かといって
貶めるわけでもなく、批判しつつも愛を感じる本です。

共産党の歴史教育の批判もあり。
それにしても中国ってマルクス主義史観をあてはめることで、
かえって自国の過去の歴史を一括、発展のない「封建主義時代」として
おとしめてしまってるのは惜しいよな~。
いつの時代も歴史って現政権の正当化なのかな?

歴史サーチで新しい投票企画をやっています。

今月のランキングは

歴史ドラマ・時代劇に出て欲しい俳優・タレント等は?

http://www.rekishi.jp/vote/votec.cgi

です。「あの人が歴史ドラマにまた出る姿を見てみたい!」や

「このタレントってけっこうちょんまげが似合うんじゃないか?」

なんて主張まで大歓迎♪

「●●が▲▲を演じる姿がみたい」と具体的にどんな役を演じて

欲しいかなどコメントも大歓迎です!
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梟雄・斉藤道三を追って~「日本の伝説を旅する3/31日号」より

私たちの斉藤道三のイメージは、下克上の先駆者、時代を革新した男・・・。
目的のためなら手段を選ばない生き方を恐れつつも、心の中には、
なにか畏敬の念がある。
斉藤道三を一躍そのような乱世のスターに「仕立てた」のは、あの
司馬遼太郎先生。
今年の正月「国盗り物語」で北大路欣也演じる道三を見て、改めて
司馬遼太郎の、歴史人物を魅力的に、しかし人間味あふれる筆致で
描く鬼才ぶりに、感じ入った。
ただその生涯には謎が多く、「国盗り物語」の多くの部分も伝承や
創作であったりする。
そんな道三の実像に、ゆかりの地や城を訪ねながら今回の
「日本の伝説を旅する」はせまっておりとても興味深い。
また井沢元彦氏の連載では、現在いわれている「道三は実は2人いた」
説にふれられている。
この説に興味がある方はこんな小説があるのでどうぞ。→ふたり道三
岐阜・大津の特集ということで、信長居館跡や、岐阜城をはじめ
墨俣城や長浜城といった戦国ファン垂涎の地も紹介されている。
小谷城跡は私もぜひ行ってみたいと思った。
道三以外にも、この地の伝説である俵藤太などが紹介されているので、
本屋でみかけられた方はぜひご覧になってはどうだろうか?
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みなさん、「義経」見てますか?
前回の記事で散々文句をいいつつも、結局は
楽しく見るほうが得だと思って日曜夜8時にはNHKにチャンネルロック。
今日は政子のストーカーぶりをほほえましく見ておりました。
しかし、平家物語的な平重盛が好きな私には
勝村さんの小松殿(重盛の別名)はだめなのでした・・・。
とにかく、見てる方のご意見を待っております!→こちら!

さて、もうすぐ前回の「新選組!」第壱集 DVD-BOX
発売で~す!


たくさんのテレビ情報誌で記念特集があって、そのなかの
TVstation3月号で
「新選組!」が面白いのは、スラムダンクと同じ理由である。
という記事がありました。
一人ひとりの生き方が見事に描かれているという点でということで
私も、なるほど~、そう考えると面白い!などと
本屋で立ち読みしながらニヤけてました。

では、「新選組!」の人物をスラムダンクの登場人物にあてはめると?
(すでに妄想の粋に達してますが・・・)
花道が勇?
そして
山南敬助・・・藤真くん
坂本龍馬・・・仙道彰
なんてどうでしょう?

だれかつっこみいれないと妄想が暴走する~!